2017年6月に突発性難聴を患ったことを明かしたKinkiKidsの堂本剛さん。
2019年現在も未だにパフォーマンス中にはヘッドホンを装着しており、その病状を心配する声が上がっています。
そこで今回は、堂本剛さんの現在の耳の状態について、詳しい症状や完治の可能性についての情報をお届けしていこうと思います!
堂本剛は現在も耳が聞こえていない?
KinkiKidsの堂本剛さんの現在の耳の状態に注目が集まっています。
まずは、堂本剛さんの現在の様子を見ていきましょう。
歌唱時はヘッドホンを装着
2017年6月に突発性難聴を発症し、担当医師の判断によりライブなどの出演は見送っていた堂本剛さん。
その後、2017年10月29日開催の音楽フェス『テレビ朝日 ドリームフェスティバル2017』で音楽活動を再開させました。
151日ぶりにKinKi Kidsが復活したステージとなりましたが…
堂本剛さんの耳にはヘッドホンがつけられていました。
2017年9月中旬に医者から診断を受けた際には「日常生活には全く支障なく、音楽活動も再開して問題ない程度に回復した」と伝えられたと言います。
この時は剛さんも「お医者様とも相談をし、音楽活動を再開させていただくことに至りました」と報告していました。
ステージ復帰された堂本剛さんでしたが、2018年に出演した歌番組では全ての楽曲でヘッドホンを装着されていました。
2019年はヘッドホンを外すシーンも?
2019年6月26日放送の『テレ東音楽祭2019』では、堂本剛さんが一部楽曲でヘッドホンを外した状態で歌唱するシーンがありました。
以前に比べて良くなっているのかな?…と思いましたが、こちらは機材トラブルへの咄嗟の対処だったようです。
この時、一曲目の「フラワー」から堂本剛さんはヘッドホンをつけていましたが、冒頭から音が届いていない様子が見受けられました。
剛さんは耳をかばうためのヘッドホンを少しずらしながら周りの音を聴いて歌い出しました。
その後もスタッフに合図を送っていましたが、改善されず。
さらにハウリングが聞こえてしまうハプニングも発生し、剛さんはヘッドホンを外してしまいました。
二曲目の『薄荷キャンディー』でも音響状態は変わらず、ヘッドホンを外したままの完走となりました。
その後の音楽番組でもヘッドホンをつけていますので、以前と状態は変わっていないと言えますね。
通常時も補聴器をつけている?
突発性難聴の影響から、歌唱時にはヘッドホンをつけている堂本剛さん。
2017年7月21日に出演した『ZIP!』では、補聴器のようなものをつけていることが話題となっていました。
この時はまだステージ復帰もしていない時期でしたが、通常時も何もない状態では厳しいことが見て取れ、病状の深刻さが見えた気がしました。
耳鳴り防止で耳栓使用していた
補聴器をつけているのではないかと言われていた堂本剛さん。
ZIP出演時の画像を詳しく調べてみると、どうやらこちらは補聴器ではなく耳栓のようですした。
ステージに上がる際は、左耳の鼓膜の近くに綿を詰めて20デシベル音圧を下げる耳栓をして音をカットしているとのことです。
耳栓の効果について、ご本人は過去のインタビューでこう語っています。
音響障害があって、音がデカいとハウリングするような感じになる。
耳栓をしとくと軽減されて多少、(左耳も)使える。
(引用:ORICON MUSIC)
そのようにしないと、頭の中で音がフワーっとハウリングしちゃうんです。
自分の声で歌っていても頭蓋骨でビービービービー響くので、それで聴いている音がかき消されていく状況が出てきたりする
(引用:サンスポ)
歌唱時は、左耳に耳栓をつけて上からヘッドホンをして、右耳だけで音を聴いていると状態。
日常生活においてはそこまで影響はないレベルとのことですが、ステージに立つためにはまだまだこういった処置が必要だということですね。
堂本剛の突発性難聴の症状
突発性難聴の発症から2年経った現在もヘッドホンを装着された状態でのパフォーマンスが続いている堂本剛さん。
ネットでは「耳の状態が心配」との声が上がっています。
ここでは、堂本剛さんの突発性難聴の初期から現在の症状をお届けしていきたいと思います。
突発性難聴発症〜初期の症状は
堂本剛さんは、2017年6月に突発性難聴で1週間ほど入院をされました。
発症時の症状ですが、最初は強烈な頭痛だったとのこと。
1秒前までは普通にしゃべっていました。
でも、1秒後には水の中に潜りました。
5秒ぐらいかけて右耳だけが陸に上がってきて、高い音が頭に響き始めました
(引用:サンスポ)
また、初期の頃はハウリングや耳鳴りもひどかったと語っています。
左側からしゃべられるとロボットがしゃべっているみたいでした。
『パーパーパーパパーパーパーパー…』。
人がどれだけ音程をもってしゃべっていてもこれにしか聞こえなかった。
トラックが横を通るだけで頭蓋骨に響くし、食事に行っても食器の音しか聞こえずリラックスできなかった。
(引用:サンスポ)
その頃に堂本光一さんは「元気なのは元気だけど、歌うのもままならない。」とコメントされていました。
現在の症状は
2018年6月7日、ソロプロジェクト・ENDRECHERIのライブ『ENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO』を開催された堂本剛さん。
この時にも現在の病状をファンに報告していました。
(当時は)ドラム缶の中でガンガン鳴らされているみたいな感じだった。
今はドラム缶から首は出ている。
この辺(首の下)から飛んでくるような感じだけど。
(引用:ORICON MUSIC)
今、真ん中の音が重症で聞こえていなくて、下の音があんまり聞こえていません。上の音が正常に聞こえているのが左の耳の状態。
(引用:めるもbyGMO)
初期の頃と比べると、症状が軽減してきているということですね。
また、音響障害を軽減させる薬を服用していることも明かしていました。
処方されているお薬があるんですけど12時間ぐらい効いちゃう。
ぼーっとさせて音響障害を軽減させる。
全部飲むとライブできないので半分の量なんですけど。
(引用:ORICON MUSIC)
現在は血行をよくするために筋トレをしたりと、回復に向けて日々を積み重ねているようです。
症状は少しは改善したとはいえ、現在も街のなかのような騒音のひどい環境だと左側から声をかけられた場合に相手の言葉が聞き取れずに困ってしまうことがあるとも語っています。
そして、ライブパフォーマンスには耳栓やヘッドホンは欠かせない状態とのこと。
簡単には元の状態には戻らないようですね…
堂本剛の耳は完治可能なのか?
突発性難聴発症から2年以上が経過した堂本剛さん。
心配なのは「完治するのか?」ということですね。
ここでは、堂本剛さんの発症時の情報を一般的な突発性難聴の完治の可能性と当てはめていきたいと思います。
完治は難しい?
一般的に、突発性難聴の完治の鍵は「発症してからどれだけ早く治療出来るか」と言われています。
発病後2週間を過ぎると治る確率は大幅に低下するため、剛さんもここで治療が出来ていたのかが気になる所です。
剛さんのコメントを見てみましょう。
発症したのが(2017年6月)19日の夜中で、入院したのが27日なんですけど、19日から27日までがヘビーだった。
(引用:ORICON MUSIC)
発症は2017年6月19日の夜中で、入院したのが6月27日〜7月4日。
その後は通院治療を行なっていたそうです。
そうなると、発症から治療までの日数は8日間。
2週間は過ぎていないので、完治の可能性はあるということです。
本人のコメントは
堂本剛さんは、ご自身の耳の状態についてこのように語っています。
思った以上にしぶとい。
お医者さんと話していて完全に治ることはないだろうなと思う。
無茶すると(耳を)壊しちゃうだけ。でも、多少の無理はしないと。
ちょっとの無理をして楽しかったなという気持ちがいい作用を働かせればいいな。
(引用:ORICON MUSIC)
今の段階では完治するのは難しい状況で。
長い付き合いをしなきゃいけないのは確実なんだよね。それは間違いない。
ただそうなると、今後自分が作る音楽も変化せざるを得ないだろうね。
(引用:めるもbyGMO)
すでに、病気と生涯付き合っていく覚悟をしているようです。
2017年12月には医学的な治療がないという宣告もされたそうです。
ですが、現在は”はり治療”をするなど少しでも回復するように務めているんだとか。
完治は難しいということで、今後もヘッドホンを装着したパフォーマンスが定着しそうです。
どうか無理だけはせずに、楽しく活動を続けて欲しいですね。