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諏訪之瀬島の噴火は地震の予兆?南海トラフ地震や富士山噴火を心配する声あがる

諏訪之瀬島の火山画像

2021年9月17日02:12頃に、鹿児島県の諏訪之瀬島(すわのせじま)で噴火が発生したとして、福岡管区気象台・鹿児島地方気象台噴火速報を発表しました。

諏訪之瀬島の火山は近年活発化しており、その動きにネットでは地震や更なる噴火等の予兆を心配する声が上がっています。

諏訪之瀬島の近年の活動記録

鹿児島県の吐噶喇(トカラ)列島に属する火山島である諏訪之瀬島。

諏訪之瀬島の2000年以降の活動記録は以下の通りです。

  • 2000年2月:噴煙・降灰
  • 2000年12月:小規模噴火・噴煙・降灰
  • 2001年1月 – 2002年12月(不活発時期も含む):ストロンボリ式噴火・噴煙・降灰(御岳火口壁東斜面に形成された火孔より)
  • 2004年1月 – :毎月小規模な噴火が継続(2004年2月に新火孔を確認、2008年の年間爆発回数は156回、2009年は216回)。
  • 2014年9月の連続的な噴火では、1997年の観測開始以来最高となる噴煙高度2200mを記録
  • 2016年9月15日23時05分 – : 噴火に関する火山観測報 現象:爆発
  • 2020年7月16日07時27分 – : 噴火に関する火山観測報 現象:爆発
  • 2020年12月28日02時49分 – :大きな噴石を伴う噴火
  • 2021年3月2日 – :2日から6日にかけて132回の爆発が観測されており、火山活動が活発化している
  • 2021年6月23日00時04分頃 – : 噴火 噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)から3(入山規制)へ
  • 2021年9月17日02時12分 – :噴火

こうして見ると、2020年からかなり動きが活発になっていることがわかりますね。

諏訪之瀬島は大災害の予兆?地震や噴火の可能性は

諏訪之瀬島の近年の活発な活動を見て、ネット上では「大災害の予兆?」という声が多数あがっています。

「予兆」という言葉は最近は「予言」と近い意味で使用されるため、都市伝説的なこじつけと受け取る人も増えていますが、事実として古くから大きな地震の直前・直後 にその近隣地域で火山の噴火(もしくは噴火には至らないくらいの異常)が生じる場合のあることは指摘されてきました。

地震と噴火の因果関係については、決定的ではないという声もありますが、火山学者等は大地震が噴火を誘発する現象をトリガリング(引き金を引くの意)と呼んでそのメカニズムについていくつかの仮説を立てています。

トリガリングとは,時間的 に先行した現象(地震や噴火)が,次に起きた現象を誘発する事を言う. このような因果関係については, 最初に発生した地震もしくはマグマだまり等の変動が周囲の応力場を変化させ,別の地震の断層やマグマ だまりへの刺激となって,地震の発生や噴火にいたるというメカニズムが提唱されている

出典:地震・火山活動の相関とトリガリング(第5年次) 

大地震が噴火を誘発するメカニズムには仮説が幾つかありますが、有力なのが「マグマ発砲説」とされています。

「隣の火山が噴火した影響を受けて噴火をしてしまう」というのは、検証することが難しいため具体的な科学的結論は得られていないのが現状です。

ただ「大規模な噴火は世界的な気候の変化をもたらす」という研究もあり、小さな噴火でも爆発の衝撃波によって窓ガラスが割れたり、大きな噴火の際には災害が複合して同時に起こることも珍しくはありません。

まだまだ謎の多い噴火と地震のメカニズムですが、根拠ない都市伝説レベルの話ではないことは確かです。

プレートの動きが多少は活発になっていると考えておくと良いかもしれませんね。

諏訪之瀬島の噴火に南海トラフ地震を心配する声

諏訪之瀬島の噴火が報じられると、南海トラフ地震を心配する声も多く上がっていることがわかりました。

しかしながら、今回の諏訪之瀬島の噴火と南海トラフ地震の関連性はハッキリとしていません。

必要以上に怖がる必要もないです。ただ、いつも通り「いつきてもおかしくない」ということは忘れずにしっかり備えをしておきましょう。

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