小泉進次郎さんの父親が小泉純一郎さんであることは有名ですね。
しかしながら、母親についてはあまり知らないという方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、小泉進次郎さんの母親・宮本佳代子さんに関する情報をお届けしていきたいと思います!
小泉進次郎の母親・宮本佳代子について
小泉進次郎さんの母親は宮本佳代子さんという方です。
簡単なプロフィールや経歴を紹介させていただきます。
宮本佳代子の簡単プロフィール

- 名前:宮本佳代子(みやもと かよこ)
- 生年月日:1957年生まれ
- 出身地:神奈川県鎌倉市
- 出身校:青山学院大学
- 血液型:B型
昔、東証一部上場企業だったエスエス製薬の創始者・泰道照山さんの孫としても知られています。
宮本佳代子の経歴
宮本佳代子さんの簡単な経歴はこんな感じです。
- 1978年:結婚・長男となる孝太郎を出産
- 1981年:次男となる進次郎を出産
- 1982年:離婚
- 1983年:三男となる佳長を出産
大学在学中に小泉純一郎さんとお見合いをし、お見合い当日にプロポーズ、その翌年に結婚&出産というトントン拍子で小泉家に入った宮本佳代子さん。
昔はお見合い結婚というのが珍しくない時代ですから、ゆっくり愛を育むよりは早く家庭に入ることを重視したペースの早さがあったようですね。
泰道照山の反対を押切り結婚

宮本佳代子さんの祖父である泰道照山さんは、孫の結婚に大反対をしていたそうです。
「出ていくなら、その身体一つでいけ」という、縁を切るまでの厳しい態度だったとも伝わっています。
お見合いの時、宮本佳代子さんは青山学院に在学中、対する小泉純一郎さんは30代ですでに衆議院議員として活動していました。
小泉純一郎さんはお見合い当日に佳代子さんにプロポーズをされたということですから、一目惚れだったのかもしれませんね。
その後、お二人は結婚から4年後に離婚。
長男・孝太郎さんと次男・進次郎さんの親権は小泉純一郎さんが、三男・佳長さんの親権は宮本佳代子さんが持つこととなりました。
小泉進次郎と小泉孝太郎は母親が違う?
小泉進次郎さんのお兄さんが小泉孝太郎さんであることは有名です。

進次郎さんは孝太郎さんを「おにい」と慕い、仲が良い兄弟としても知られているお二人ですが、ネットでは「母親が違う」という噂があるようです。
結論から言いますと、お二人の母親は宮本佳代子さんなので母親が違うということはありません。
ちなみに、実の母親である佳代子さんが家を出て行ったあとは、孝太郎さんと進次郎さんの親権は小泉純一郎さんが持つこととなりました。
当時小泉純一郎さんは政治家としての活動をしていたので、息子二人の世話は姉の小泉道子さんが行なっていたそうです。
両親離婚時の年齢は、孝太郎さんは4歳、進次郎さんは1歳でした。
お二人にとっては道子さんが育ての親といったところでしょう。
そのため「母親が違う」というイメージがついたのかもしれませんね。
母親代わりであった小泉道子さんは、2016年8月に84歳でなくなっています。
小泉純一郎さんは弔辞の中でこんなことを語っていました。
- 離婚した時には家族が協力して、孝太郎、進次郎に寂しい思いをさせてはいけないと思って、できるだけみんなで協力しようと話していた
- 中でも母親代わりとして中心的な役割を果たしてくれたのが道子さん
- 母親代わりに育った孝太郎さん、進次郎さんには道子さんのことを『ママ』と呼ばせていた。
- 外に出ても、帰ってくれば『ママ』はうちにいて優しく、温かく、明るく迎えてくれる。これが孝太郎さん、進次郎さんの精神安定に大きく寄与していただろう。
葬儀では小泉純一郎さん、孝太郎さん、進次郎さんお三方とも涙を流し道子さんを見送りました。
小泉純一郎と宮本佳代子の離婚理由
祖父の反対を押し切り結婚をした小泉純一郎さんと宮本佳代子さん。
しかしながら、結婚期間はわずか4年で終わりを迎えることとなりました。
しかも、離婚当時、佳代子さんは第三子を妊娠中。妊娠中の離婚は相当強い離婚意志があったことが伺えます。
離婚理由を探ってみると、どうやら小泉純一郎さんの姉・信子さんとの不仲が原因だったようです。
結婚当時、小泉家の実験は姉の信子さんが握っていたとされていました。

小泉信子さんは小泉純一郎さんの秘書も務めていました。
小泉純一郎さんは仕事面でも家庭面でもお姉さんに逆らうことはない状態だったのでしょう。
夫の家族と嫁がうまくやっていくのに大事なことは、夫が嫁の味方をしてあげることでもあります。
おそらく、小泉純一郎さんは宮本佳代子さんよりも自分の家族を信頼し、佳代子さんを庇うことなどができなかったのでしょう。
大学在学中に結婚に踏み切った佳代子さんには、政治家一家という特殊な家庭、10歳年上の夫が味方でいてくれない現状は厳しすぎる環境だったことは容易に想像がつきます。
小泉純一郎さんは離婚の際に「君子、去るものは追わず、来るものは拒まずだな」と発言しています。佳代子さんに冷たい態度を取っていたのだろうということが感じ取れる一言ですね…
夫の姉との不仲、そして味方をしてくれない夫、これが離婚の決定打となったのでしょう。
孝太郎さんと進次郎さんの二人は政治家の後継者として小泉家に残ることとなりました。
お腹の子供は自分の親権があったにせよ、愛する息子二人と離れ離れになってしまったことは佳代子さんによって身を引き裂かれるような思いだったことでしょう…
小泉進次郎の母親・宮本佳代子の現在

宮本佳代子さんは、離婚から半年後に三井不動産関連会社に入社しました。
宅地見物取引士に一発合格し、女手一つで宮本佳長さんを育て上げました。
現在も同社に勤務し、富裕層ビジネス担当として活躍しています。
現在は出身地である神奈川県鎌倉市に住んでいるようです。
小泉進次郎の弟・宮本佳長の現在
第三子をお腹に宿したまま離婚を決断した宮本佳代子さん。
離婚の翌年に三男となる佳長さんを出産しています。
出産前に離婚をしているため、孝太郎さんや進次郎さんに取っては顔も知らない弟でした。
宮本佳長さんは、父親が小泉純一郎と知りながらも、父や兄たちに会うことは叶わずに育っていったと言います。

父親に会いたがった佳長さんに対して、純一郎さんは「血は繋がっているが親子関係はない」と厳しく言い放ったと言われています。
しかし、その後2008年に小泉純一郎さんが政界を引退したことがきっかけで家族関係に変化が起こり始めました。
純一郎さんは進次郎さんを後継者に指名すると「家のことは任せた。お前たちは3人兄弟だから仲良くすればいい。」と発言。
これを機に進次郎さんが弟である佳長さんへ連絡をとり、兄弟3人での対面が実現しました。
2010年には父親の純一郎さんも交えて4人で食事をしたり、2013年に行われた佳長さんの結婚式には3人が参加したりと現在は良い関係を築くことができているようです。
宮本佳代子さんも、息子が兄たちとの関係を取り戻すことができて、さぞ安心していることでしょう。