80年代のビッグカップルといったら、郷ひろみさんと松田聖子さんを思い浮かべる方も多いでしょう。
アイドルとして人気の頂点に立つお二人の交際は、当時世間に衝撃を与えました。
その後も松田聖子さんの号泣破局会見からのスピード婚、破局後のデュエットなど、破局後も世間をザワつかせ続けました。
しかしながら、お二人の出会いや破局理由などについては詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、郷ひろみさんと松田聖子さんの出会いから破局までの馴れ初めや、衝撃の破局会見の真相を振り返ってみたいと思います。
郷ひろみと松田聖子の出会いや馴れ初め!
郷ひろみさんと松田聖子さんが交際をしていたのは有名な話ですね。
まずは、お二人が交際に至るまでの出会いのきっかけや馴れ初めなどを紹介します。
出会いのきっかけは歌番組!
郷ひろみさんと松田聖子さんの出会いは、歌手らしく歌番組での共演です。
当時の貴重な映像が見つかりましたので、ぜひご覧ください▼
当時の年齢は松田聖子さんが18歳、郷ひろみさん25歳です。
郷ひろみさんのデビュー曲「男の子、女の子」を歌ってマイクリレーをする演出です。
もともとデビュー前から郷ひろみさんの大ファンだったという松田聖子さんの照れっぷりが可愛すぎますね(笑)
1:05付近でマイクを振られた時も前髪を直していたり、目線が合うだけで笑みがこぼれたり…恋する乙女です!
当時すでに聖子ちゃんは郷さんにロックオンしていたのか、
郷さんと握手する時に両手で(相手の手を両手で包むように)してもらったのが、 とても感激だったので私もそうしてます。
なんて語っていたそうです。(動画にも同じエピソードが出てきます)
ここから共演を重ね、聖子ちゃんが郷さんに積極的にアピールをしていったと言われています。
人気絶頂期に熱愛発覚!
お互いトップアイドルとして活躍し、音楽番組や雑誌の対談などで共演を重ねた松田聖子さんと郷ひろみさん。
1981年5月、週刊誌にて二人の交際が報じられました。
この時松田聖子さんはデビュー2年目の18歳、郷ひろみさんは25歳の頃でした。
先ほどの動画での初共演から1年も経たないうちに交際に発展したんですね。
デビュー前から憧れの人だった郷ひろみさんと共演して恋人になれるなんて…
松田聖子さんの行動力がすごいとしか言いようがありません(°_°)
結婚も視野に真剣交際!
郷ひろみさんと松田聖子さんの交際が報じられると、メディアはビッグカップル誕生を大きく取り上げ、お互いのファンからは交際に反対する声が上がるなど騒動は大きくなっていきました。
しかし、二人は批判に負けずに真剣交際を続けました。
交際報道が出る2ヶ月前、郷ひろみさんは信頼していた芸能レポーターの鬼沢慶一さんを呼び、こんなことを話したと言います。
鬼さん、僕は将来を誓い合った人がいる。結婚は4年後、それまで二人で頑張るから。
まだ若いお二人でしたが、結婚を前提としたお付き合いだったのです。
4年後というハッキリした予定も二人で話し合って強い意志があるのが分かりますね。
これを聞いた鬼沢さんは「この話を誰にもしないように」ということを郷ひろみさんに忠告。
しかしながら、どこからか交際の話が漏れてしまいました。
デビューしたばかりの松田聖子さんでしたが、結婚で芸能界を引退すると報じられていました。
交際中も堂々の共演、土地も購入?
熱愛スクープ後も世間公認の真剣交際は続いていた郷ひろみさんと松田聖子さんですが、なんと交際中もテレビ番組などでの共演をされていました。
交際中のアイドル同士の共演とは、現代ではなかなか考えられませんね。
1983年の紅白では二人揃ってステージ上に登場し、踊りながら階段を下りて笑顔で手をつないでダンスという堂々のパフォーマンスを見せました。
この紅白での余興パフォーマンスは話題となり、翌日のスポーツ紙などでも大きく報じられました。
それから半年後、1983年7月の「オールスター紅白水泳大会」でも共演。
郷ひろみさんが水着姿の松田聖子さんを抱きかかえながら走る(そういう競技です)姿も新聞などで大きく取り上げられました。
交際を続けたお二人は、結婚を見据えて田園調布に土地を購入。
「いよいよ結婚か」とビッグカップルの動向に全国民の視線が集中していました。
郷ひろみと松田聖子の破局理由は両親?
結婚間近とも言われていた郷ひろみさんと松田聖子さんでしたが、1985年に4年の交際にピリオドを打ちました。
ここでは伝説となった松田聖子さんの破局会見やその後のスピード婚、そして二人の破局理由の真相について調べてみたいと思います。
交際4年で破局、会見へ
1985年1月23日、松田聖子さんが東宝スタジオの食堂にて会見を開きました。(食堂で会見…)
突如単独で開いた会見の内容は、交際を公にしていた郷ひろみさんとの破局について。
これには報道陣も世間も驚きでした。
そして、ここで号泣しながら語った言葉は今もなお名言として語り継がれています。
今度生まれ変わった時には、きっと一緒になろうねって言いました。
当時の松田聖子さんの代名詞とも言える”女の涙”を存分に使って語る姿は、まさに「悲劇のヒロイン」でした。

当時の週刊誌の見出し…ゲスいですね〜!
破局理由は両親の反対だった?
当時週刊誌でも「結婚間近」と大きく取り上げられていた郷ひろみさんと松田聖子さんの突然の破局発表に、芸能界には激震が走りました。
2人の破局理由は、どうやらお互いのご両親にあったようです。

同じ福岡県出身のお二人ですが、それぞれのご両親の考え方には大きな違いがありました。
郷ひろみさんの両親、そして郷さん自身は松田聖子さんについて「結婚したら家庭に入ってほしい」という思いがありました。
しかしながら、松田聖子さんのご両親は「トップアイドルとなった娘を引退させたくない」という考えだったのです。
(松田聖子さんのご両親は1981年に東京へ出てきて、聖子さんと一緒に暮らしていました)
聖子さんの結婚後の進退について、お二人の間で交際当初から衝突があったようです。
結局、4年後もそれが埋まることなく破局を迎えることとなってしまいました。
聖子ちゃんは、
「憧れのトップスターと一緒になりたいけど、自分もアイドルとして輝き続けたい」
という気持ちを貫いたということですね。
この頃から松田聖子さんの”アイドルとしての生き様”が注目されるようになりました。
松田聖子の号泣破局会見の真相は?
結婚後の生活についての意見の衝突で別れることになってしまった郷ひろみさんと松田聖子さん。
破局会見で涙を流して世間の同情を集めた松田聖子さんですが、この会見には嘘があったと言われています。
郷ひろみは「あのセリフ」を否定?
まず、郷ひろみさんは松田聖子さんが会見を開くことさえ知らされてなかったと言います。
後のインタビューではこんなコメントも残しています。
会見することも知らなかった。あんなセリフも言っていない。
僕が生まれ変わって虫だったらどうする気なんだろう?(笑)
なんと…あの伝説のセリフが嘘だったというのです。
郷さんは「もう終わったことだから」というスタンスで、嘘についてそこまで追求する気は無い感じですね。
また、松田聖子さんはこの時すでに神田正輝さんと交際していたとも言われています。
ある芸能リポーターは「涙や名台詞は、自分を正当化するための計算づくの行動」と指摘。
報道陣もファンたちも、すっかり”松田聖子劇場”に翻弄されていたんですね。
聖子ちゃんの涙はわざと?
松田聖子さんの号泣破局会見については「嘘」という見方をする声が多いようです。

聖子ちゃんといえば、舞台や会見の場で涙を見せることが多いイメージですね。
当時の週刊誌では、聖子ちゃんの「泣き顔特集」が組まれることがあるほどでした。
そんな聖子ちゃんには「涙も計算づくなのではないか」と思わせるエピソードがあります。
郷ひろみさんも信頼していた芸能レポーターの鬼沢慶一さんは、二人の交際を聞いた時に松田聖子さんにこんなアドバイスをしたのだそう。
関係者(スポンサー)に挨拶してないんだから、とりあえず、結婚だけは否定しなさい。
でも、自分の気持ちは自然にトークしていいよ、好きなら好きって言いなさい。
それでも困ったら泣くんだ。女性の武器は泣くことだ。
そして、交際報道が出た直後から報道陣は松田聖子さんの自宅に殺到しました。
松田聖子さんは取材の中で困った質問を受けると、鬼沢さんのアドバイス通りに号泣。
あまりに泣くものだから、リポーターたちは全く質問ができませんでした。彼女の作戦勝ちですね。
これを見た鬼沢さんは、自分がアドバイスしたことではありますが「この子の芝居もすごいな…」と感心したんだとか。
郷ひろみと松田聖子は破局後も共演していた?
破局後も何かと話題になる郷ひろみさんと松田聖子さん。
結婚と離婚を繰り返したり、恋多き部分も共通点が多いですね。
そんなお二人は、破局後にデュエットをするなど世間を賑わせています。
ここでは、破局後のお二人の共演などを紹介させていただきます。
破局後にはデュエットも
破局から15年が経った2000年。
郷ひろみさんと松田聖子さんはデュエット曲を発表しました。
タイトルは「True Love Story/さよならのKISSを忘れない」。
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なんだか意味深なタイトルですね(笑)
郷ひろみさん側から声をかけ実現したというこのデュエット。
この楽曲の発売日に郷さんは2度目の結婚を発表しました。
やはり、この曲には何か特別な意味があるのかと考えたくなってしまいますね…
個人的には「互いに違う道を歩くけれど、心の奥ではつながっている」というメッセージなのではないかと考えてしまいます。
大ファンだった元カレからこんなことされたら…余計吹っ切れなくなっちゃいますね(笑)
紅白共演では完全無視?
破局から36年がたった2016年、郷ひろみさんと松田聖子さんは再度紅白歌合戦で共演することとなりました。
かつてのビッグカップルの共演に熱い視線が送られましたが、報じられたのは「完全無視」といった内容でした。
リハ3日目の30日に行われたのが、始まりと終わりの全員参加のシーン。舞台最前列中央にいたのは、石川さゆり(58)と大竹しのぶ。2人が楽しそうに話していると、話の輪に加わったのは五木ひろし(68)。その横には郷ひろみ(61)が立っており、郷も輪に加わるのが自然な流れに見えたのだが……。
そこへ遅れて走ってきたのが、黒いロングドレス姿の松田聖子(54)。かつての恋人の登場に、郷はひとりポツンと少し離れたところで立ち尽くしていた。破局から32年経っても解けないわだかまりがあるのだろうか。聖子は郷の存在を完全に無視し、石川の手を取って楽しそうに歓談を続けていた。
聖子からは“逃げた”郷だが、自分の歌のシーンではノリノリだった。バックダンサーに朝ドラ『まれ』の主役を務めた土屋太鳳(21)を引っさげ、『言えないよ』を熱唱。ラストは土屋に後ろからハグされるという演出だったため、「みんなからうらやましがられてますね。ですから“ざまあみろ”って今は言いたい(笑)」と、娘より年下の女の子にハグされてデレデレだった。
引用:女性自身
破局後の亀裂が今も続いているように報じられますが、元カレ・元カノならこんなもんじゃないでしょうか。
お二人は配偶者がいる身ですし、変に絡んでも周りの大物歌手の方にも気を遣わせてしまいますので、このくらいの態度が当たり前かと思います。
そして、松田聖子さんは、もともとステージに立つ郷ひろみさんの大ファンでした。
男としての郷さんを嫌いになっても、歌手としての郷さんは今でも大好きなのではないかと考えられます。
ステージに立つ郷さんに向かってペンライトをふる松田聖子さんを見ていると、若い頃に戻っているような笑顔に見えます。
本当に嫌なら出演していないはずですし、マスコミが報じているほどお二人は気にしていないのではないかと思いますね。