紅白歌合戦への出場で注目が集まっている松田聖子さん。
56歳となった現在も、コンサートやディナーショーなど精力的に活動されています。
しかしながら、ここ数年はその歌声を聞いたファンからは「歌い方が変わった」という声が急増しているようです。
そこで今回は、松田聖子さんの歌声や歌い方についての変化を検証してみたいと思います。
松田聖子のプロフィール
【松田聖子(まつだ・せいこ)】
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1980年代を代表するトップアイドルの松田聖子さん。
デビューは1970年代を代表するアイドル・山口百恵さんが引退する年の1980年でした。
「裸足の季節」でレコードデビューしました。
すると、それまでにあまりいなかった”ぶりっ子”タイプのキャラクターと透明感のある歌声でたちまち国民的なスターとなりました。
髪型やファッションも注目され、トレードマークであったヘアスタイルは「聖子ちゃんカット」と呼ばれて若者の間で大流行。
現在も第一線で歌手としてステージにたち続け、その生き様は「永遠のアイドル」と称されています。
日本のアイドル史を語るには欠かせない存在ですね。
松田聖子の歌い方が変わった?
デビューから今でもライブやディナーショーで活躍してる松田聖子さん。
特にディナーショーは1992年より毎年行われており、現在も高い人気を誇っています。
チケット代は日本の全タレントの中で最も高い部類に入っていますが、常に即日完売で入手困難となる人気ぶりで「ディナーショーの女王」とも言われるほど。
そんな大人気の松田聖子さんですが、最近テレビなどでパフォーマンスするたびに歌声の変化が話題となっています。
ここでは、松田聖子さんの歌い方の変化について検証してみたいと思います。
歌声が変化?
「歌い方が変わった」と言われている松田聖子さん。
それでは実際に、デビュー当時からの歌声の変化を聴いてみましょう。
まずは、デビュー年の1980年から。
透明感があって可愛いですね〜!
見た目も歌声もまだ初々しいです。
しかしながら、キュートで伸びのある高音はこの時から健在です。
かなり緊張しているようですが、声量も安定していますね。
続いては1998年、36歳の頃です。
個人的には「大人になった松田聖子さん」はこの曲のイメージが強いです。
伸びのある声に艶が出て、大人の安定感が出ましたね。
先ほどのデビュー当時よりも安心して聴いていられる気がします。
若い頃と大人になってからの楽曲を歌いこなせていた時期で、全盛期とも言えますね。
続いては2017年、55歳頃です。
少々長い動画なので先ほどと同じ「あなたに逢いたくて」から再生されます。
だいぶ歌い方が変わりましたね〜!
伸ばす部分があるときに”タメ”を作るようになり、ビブラードもちょっとしつこい感じ。
かなりねちっこい歌い方になりました。
さすがに高音が少しキツそうですね。
ここ数年の松田聖子さんはこの歌い方で定着しているしているようです。
現在の歌い方は”ためすぎ”?
松田聖子さんのデビュー当時から現在までの歌い方を比較してみると、かなり変化していることが分かりました。
ここでは、現在の松田聖子さんの歌い方についての世間の反応を見てみたいとも思います。
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最近の歌い方には「ためすぎ」という声がかなり多いです。
確かに、先ほど紹介した動画でもかなりタメて音を出して伸ばしている印象でしたね。
現在の歌い方についてはあまりいい評価がありません。
未だ第一線で活躍している聖子ちゃんですが、歌声については「劣化した」と感じる人が多いようです。
歌い方が変わった理由は
松田聖子さんの現在の歌い方について厳しい意見が集まっています。
歌い方が変化した原因を考えると、年齢を重ねて高音が出なくなったことが考えられます。
高音が出なくなる歌手の方は、タメを作ったりこぶしを回す歌い方にシフトしていくことが多いですね。
倖田來未さんや浜崎あゆみさんなど、まだ若い歌手にもそんな兆候が時々見受けられます。
高いキーは第一声一発で出なくても、伸ばし気味に声を出すことで高めのキーに届くことがあります。
松田聖子さんについても、若い頃の高音キーがパッと出ないの、伸ばし気味に声を出して、無理やり高音に引っ張っているのでしょう。
これがねっとりとした「ためる歌い方」になってしまうのです。
高音の声が出ない理由は
高音の声が出ない理由については、これは加齢としか言いようがないと思います。
もともと松田聖子さんの若い頃の楽曲は高いキーが多いので、年齢を重ねるごとに辛くなるのは目に見えてますよね^^;
人間は歳をとると声帯周りの筋肉が衰えますので、
- 高音の声が出にくい
- 音程が取りづらい
- 声がかすれる
- 声が出ない
などといった感じで声が出しづらくなってきます。
これを「声の老化」と言います。
松田聖子さんも見た目がいくら若くても50歳を超えていますので、声帯の老化が進んでいるということですね。
また、余談ですが、お顔にボトックスやヒアルロン酸注入をしすぎた場合についても、顔の筋肉がうまく動かないために歌に影響が出ると考えられます。
松田聖子さんについては兼ねてから整形疑惑がありますが…その辺も心配ですね。
ただ、一番の原因はやはり「老化」ということが大きいので、これはもう治しようがありません。
私たち聞き手側もその変化を受け入れていくしかないですね。

まとめ
松田聖子さんの歌い方の変化について調べてみました。
デビュー当時から現在までを比べてみると、かなり変化があったことが分かりましたね。
今の歌い方には「ためすぎ」との指摘がかなり多いのですが、これは加齢により高音が出にくくなったことによるものと考えられます。
特に女性は年齢を重ねると高音がどんどん出にくくなってきますから、これはもうしょうがないことなんでしょうね。
もうあの頃の突き抜ける高音が聴けなくなってしまったのは少し寂しい気もしますが、今後も引き続き松田聖子さんのアイドルとしての生き様を見届けていこうと思います。