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太陽の周りに丸い虹が出たら地震の前兆?天気下り坂のサイン?

太陽の周りに丸い虹,ハロ画像

時々、全国各地で太陽の周りに虹色の丸い輪が出現し話題になることがあります。

幻想的な様子に「神秘的」「何かの前兆?」と様々な憶測を呼んでいます。

今回は、太陽の周りに虹色の丸い輪が出たら何が起きるのか、どういう現象なのか調べてみました。

太陽の周りに丸い虹が出現?

天候である条件が揃うと、太陽の周りに丸い虹が出現することがあります。

太陽の周りに丸い虹,ハロ画像この珍しい虹色の丸い輪は「ハロ・日暈(ひがさ)」と呼ばれています。

虹色に見えますが、ハロは本当の虹ではありません。

正確に言えば、氷晶による大気光象(気象光学現象、アイスハロ)です。

ハロと虹の違い
  • 大気中の水滴が原因…虹
  • 大気中の氷晶が原因…ハロ、太陽柱など

ハロは、雲の中にある氷の粒に太陽の光が屈折してできる現象なのです。

水滴か氷晶、という私たちにはよく分からない違いですね。

見た目で分かりやすい違いは、普通の虹はわずかな時間で消えてしまいますが、ハロは条件が整っていれば一日中出現していることもあります。

とても珍しい現象に見えますが、空を見上げると結構頻繁に出ています。

巻雲と呼ばれる薄い雲が出ている時によく見られますので、年に1〜2回程度は見られる現象と言われています。

太陽の周りに丸い虹=地震の前兆?

太陽の周りに丸い虹が出現すると、ネットでは「地震の前兆か」と話題になることがあります。

一見ただのこじつけや都市伝説に思えてきますが…

何でも、このハロが発生した時には実際に各地で大きな地震が起きているようなんです。

国内だけでなく、海外のデータもまとめてみました。

ハロと地震の発生データ
  • 2010年10月21日にインドネシア西スマトラ州パダンで出現
    →5日後スマトラ島沖でM7.7の大地震が発生
  • 2014年5月5日に中国チベット自治区ラサ市で出現
    →その日夕方にタイ・チェンライ県でM6.0の地震が発生
  • 2016年7月12日に岩手県滝沢市で発生
    →4日後秋田県内陸北部でM4.5の地震が発生

ハロだけでなく「白虹」と言われる現象が起こる時も地震が発生しやすいと言われています。

白虹の画像

専門家によるとこれは大気中の「ラドン濃度」が関係しているようです。

地中から出るラドンガスの濃度が上がると地震が起きやすい、ということも近年判明しつつあります。

ただ、このラドンガスとハロの関係性は解明されておらず、地震とは関係ないという専門家もおり、専門家によって意見は分かれています。

完全に信用する必要はないですが、数日は少し気をつけておいた方がいいかもしれませんね。

太陽の周りに丸い虹=天気下り坂のサイン?

地震の前兆とも恐れられている、太陽の周りの丸い虹「ハロ」。

今のところは地震との関連性については専門家でも意見が分かれている状態です。

地震よりもハッキリと言えることに、「天気の下り坂のサイン」ということがあります。

先ほど説明した通り、ハロが出現するのは薄い雲が現れる時など。

薄い雲が現れるのは、低気圧や前線が接近してきて、空高い所から空気が湿ってくるためです。

低気圧や前線が接近すると当然は天気が崩れます。

ですからハロの出現は「天気下り坂のサイン」と呼ばれています。

これは地震の前兆とは違い確実な情報なので、ハロが出現した今日は天気は下り坂となる、と覚えておきましょう。