2月3日、日本では「節分の日」を迎え様々なお店で恵方巻きが販売されました。
数年前からマスコミが「恵方巻きブーム」を報じ、多くの企業が恵方巻きを売り出しています。
今回は恵方巻きは売れ残るのに大量生産するのはなぜか、押し売りがひどいという現状を調べてみました。
恵方巻きが今年も大量廃棄
福を呼ぶとされる、節分の恵方巻きは数年前から様々な種類の商品が出てくるようになりました。
ブームの火付け役となったコンビニだけでなく、イオンなどのショッピングモール、
百貨店などでも高級な恵方巻きやスイーツ恵方巻きなど様々な商品が並びました。
節分限定の季節商品として定着している恵方巻きですが、
最近では、その陰では売れ残った商品の大量廃棄や、販売の「ノルマ」などの問題が起きています。
2月3日の午後には、廃棄所に恵方巻きに使用する大量の具材が持ち込まれ、
ご飯も普段と比べて2倍の量だったようです。
廃棄所で処理された食材は多くが豚などの飼料となりますが、
こうした廃棄食品の中には店頭に並ぶ事すらなく工場から直送されていることも多くなってきているようです。
ブームとはいっても大量に廃棄されていると聞くと本当にブームがあるのかも怪しいですね^^;
売れ残るのに大量生産するのはなぜか?
恵方巻きが今年も大量廃棄され問題になっています。
数年前からメディアでも「恵方巻きブーム」が取り上げられ、
企業が力を入れて様々な恵方巻きを売り出しています。
個人的にも恵方巻きを自分で買って食べたのは今まで2~3回しかありません。
普段食べているお寿司とほぼ変わりませんし‥
コンビニやスーパーで毎年売れ残るのを見ていると、
「どうしてどうせ売れ残るのに大量生産するのだろうか?」という疑問が出てきます。
これはメディアが「恵方巻きブーム」を作ったつもりが、
国民にそこまで浸透しなかったのが原因のひとつだと思います。
数年前コンビニで恵方巻きが売れたときは実際に「プチブーム」があったと思いますが、
最近「高級恵方巻き」など百貨店などが売り出しているのを買うほどではないんですねw
コンビニでたまたま目に入ったら買おうかなと思う人はいても、
わざわざ予約して‥という人もすくないです。
また、クリスマスケーキではクリスマスが過ぎても「やっぱりケーキは食べておかなくちゃ」
とケーキを買う方はいますが、恵方巻きは当日が過ぎたら「今年はいいや」になりがちです。
生産側が大量生産をする理由は、販売店は売れ残りを考慮して少なめに発注しますが、
工場としては足りなくなっては大変だからといったものです。
メディアが報じてるブームが実際には浸透していないため、生産側と消費者に大きな温度差があるようです。
需要と供給のバランスが崩れている恵方巻き。
来年からは大量生産→売れ残り→大量廃棄というサイクルを止めてほしいですね。
「注文分のみの生産」などにしてみてはどうなのでしょうか?^^;
押し売りがひどい!
毎年各企業が力を入れている恵方巻きですが、押し売りがひどいと話題になっています。
恵方巻きと聞いてよく話が上がるのは、コンビニのノルマ問題ですね。
アルバイト店員にもノルマが課せられて、押し売りのように販売するのを見かけることもあります。
昔、同級生がコンビニでアルバイトをしていたときも
「恵方巻き〇本売ったら店長が△△買ってくれるから頑張る」
という話もよく聞きました^^;
押し売りのように恵方巻きを売りつける店員が増えたのはこういったノルマがあるからですね。
コンビニなどでアルバイト店員にノルマを押し付けるといった話もよく聞きます。
中にはノルマ分が売れなければ店員が買取なんて話も‥ひどい話です。
「恵方巻きブーム」はメディアが作り出した偽のブームなのかもしれません。
企業側はメディアが取り上げているブームの裏に、
大量廃棄や押し売りといった現状があることを知ってほしいですね。
来年からは恵方巻きのムダな大量生産、大量廃棄が減るといいです。

まとめ
恵方巻きが売れ残るのに大量生産されるのはなぜか、まとめました。
大量生産→大量廃棄はメディアが作り出したブームと消費者との温度差に原因があるようでした。
廃棄には費用もかかりますから、生産側も今一度ブームを見直す必要があるようです。