日本テレビ「スッキリ!」のコメンテーターとしてもお馴染みの、日本文学研究者、ロバート・キャンベルさんは、自身の性問題についてカミングアウトをされてます。
自身のブログで同性愛者であることを発表し、自民党の衆院議員の「(同性愛は)趣味みたいなもの」という発言に苦言を呈しました。
今回は、ロバートキャンベルさんのカミングアウトについて調べてみました。
ロバートキャンベルがLGBT問題についてカミングアウト

日本文学者で東京大学名誉教授、国文学研究資料館館長も務めるロバートキャンベルさんがカミングアウトをされました。
ロバートキャンベルさんはアメリカのニューヨーク生まれで1985年に来日。
流暢な日本語で日本文化への造詣も深く、物腰の柔らかな喋り口調で情報番組でのコメンテーターだけでなくバラエティ番組などにも多く出演されています。
そんなロバートキャンベルさんは8月12日に綴ったブログを、14日に更新。
「衆院議員が性的指向や性自認のことを『趣味みたいなもの』と言うのを聞いて笑ってしまった。」との書き出しから始まったブログで自身が同性愛者であることを明かしました。
カミングアウトをされた文章はこちらです。↓
「私自身、20年近く同性である一人のパートナーと日々を共にして来た経験から言うと、この国で、性指向のために身に危険を感じたことは一度もありません。」
「数年前、重い病気で入院した時も、窓口で状況を説明すると事務員から看護師、主治医にいたるまで淡々と治療方法や予後のことをパートナーにも伝え、終始、自然体で接してくれました。それは今でも、感謝にたえないことです。」
日本で同性愛者として、身の危険を感じずに暮らしてきたことを赤裸々に綴っています。
カミングアウトの理由は、冒頭にも書かれていた衆院議員の発言です。
「積極的に排除はしないが『触れてほしくない』が日本の常識で『美風』であるなら、改めるべき時期に来ていると私は信じます。」
「アンケートにLGBTが『周囲にいない』と答える日本人が多いのは、存在しない、ということではなく、安心して『いるよ』と言えない社会の仕組みに原因があります。ふつうに、『ここにいる』ことが言える社会になってほしいです。」
と独自の思いを訴えました。
近年、こういった知名度のある方がカミングアウトをされることが増えてきました。
勝間和代さんも今年、同性のパートナーがいることをカミングアウトされましたね。
著名人も声を上げることが増えてくるのは、性的少数派の方にとっても心強いことだと思います。
今回のように、政治家が公の場で少数派の人たちを蔑むような発言はあってはならないことです。
日本は他国に比べると同性愛者への待遇も比較的寛容と言われていますが、政治家からこういった発言が出るということはまだまだ壁があるように感じます。
ロバートキャンベルはオネエではなく同性愛者だった
ロバートキャンベルさんが同性愛者であることを発表し話題になっています。
ロバートキャンベルさん前々から素敵だと思っていたけれどこのタイミングでのカミングアウトは沢山のひとに勇気や希望を与えたはず。今、年の差夫婦が当たり前のような感覚で同姓婚だってその感覚で在るべき。 https://t.co/R1BcqmD6KO
— @ひるね (@0DzsLL1Dqdz8HKT) 2018年8月15日
ロバート・キャンベルさんのカミングアウト
そうなんだ、物腰柔らかいしなんか納得である 🙂— – ̗̀ totto ̖́- (@p0kemori) 2018年8月14日
なんとなく気づいてた。
ロバート・キャンベル氏が同性愛者と公表 議員の問題発言を批判 #ldnews https://t.co/lHX76hR3af
— ブルーズ (@cawaiicawaii) 2018年8月14日
密かにファンな、ロバートキャンベルさんのカミングアウト。あまり驚かない。発言が愛を感じる。日本語のチョイスも綺麗。更に好きになりました!
— 💤😩 (@Mayuka_7882) 2018年8月14日
ロバート・キャンベルさんのカミングアウト関連の発言にやはり、という気持ちと感激と。
— おっか (@55okka) 2018年8月14日
突然のカミングアウトに驚きの声が上がる一方で、「なんとなく気づいてた」「なんか納得」という声も上がっています。
調べてみると、ロバートキャンベルさんには以前から”オネエ疑惑”が浮上していたようです。
柔らかな言葉遣いや所作から「なんとなくオネエっぽい」と言われていました。
(私はアメリカ人の方が日本語を話しているから少し違和感があるのかと思っていました)
オネエ疑惑があったため、同性愛者とのカミングアウトがあってもすんなり受け入れられているようです^^;
あとはロバートさんの人柄ですね。
視聴者からも愛されている存在なので「応援したい!」と思う方が多いのでしょう。
「先頭に立ってLGBT問題と戦う」というスタンスではなく、あくまで「一当事者として」という意見であるのも素晴らしいなと思いました。
ロバートキャンベルさんの発言によって、少しでも日本のLGBT問題が良い方向へ向かってくれるといいですね。
ロバートキャンベルはアメリカで結婚もしていた
ロバートキャンベルさんが同性愛者であることをカミングアウトされました。
パートナーの男性とは20年近く生活を共にしているというロバートさん。
結婚について調べてみると・・2017年にアメリカで結婚をしていたそうです。
職場の同僚や友人には明らかにしていたそうですが、公言はしていませんでした。
結婚相手の男性について調べてみると、どうやらパートナーは日本人男性のようです。
1985年に来日されているので、2000年前後から交際をしているようですね。
2000年頃のロバートさんは、国文学研究資料館助教授をしていました。(1995年〜2000年)
どんな方なのか気になりますが、名前や顔画像が公開される可能性は低いです。