ガリレオシリーズ 劇場版第3弾
劇場版『沈黙のパレード』
2022年9月16日公開

『ガリレオ』は、東野圭吾の連作推理小説ガリレオシリーズを原作としてフジテレビが製作した日本の映像化作品シリーズ。主演は福山雅治。
- 第1作(第1シーズン)が2007年10月
- 1話完結のスペシャルドラマとして、2008年10月に連続ドラマ第1作の前日譚にあたる『ガリレオΦ』
- 2008年10月 テレビドラマの劇場版として、映画『容疑者Xの献身』
- 第2作(第2シーズン)が2013年4月
- 2013年6月連続ドラマ第2作の前日譚にあたるドラマオリジナルのスピンオフ作品『ガリレオXX 』
- 2013年6月 映画第2弾『真夏の方程式』
- 2022年9月16日 映画第3弾『沈黙のパレード』
- 2022年9月17日に後述の映画第3弾の4年前の事件を描く『ガリレオ 禁断の魔術』が放送予定
ストーリー
今回の映画の主題歌は、福山雅治さんが柴咲コウさんに書き下ろした楽曲となっているようです。
ガリレオシリーズから生まれたユニットでKOH+『ヒトツボシ』。
映画版第1『弾容疑者xの献身』の主題歌『最愛』でしたが、今回も注目ポイントです。
劇場版 前作品まとめ
2008年10月公開『容疑者Xの献身』

花岡靖子は娘・美里とアパートに2人で暮らしていた。そのアパートへ靖子の元夫である富樫慎二が彼女の居所を突き止め訪ねてきた。どこに引っ越しても疫病神のように現れ、暴力を振るう富樫を靖子と美里は大喧嘩の末、殺してしまう。今後の成り行きを想像し呆然とする母子に救いの手を差し伸べたのは、隣人の天才数学者・石神だった。彼は自らの論理的思考によって二人に指示を出す。
そして3月11日、旧江戸川で死体が発見される。警察は遺体を富樫と断定し、花岡母子のアリバイを聞いて目をつけるが、捜査が進むにつれ、あと一歩といったところでことごとくズレが生じる。困り果てた草薙刑事は、友人の天才物理学者・湯川に相談を持ちかける。
すると、驚いたことに石神と湯川は大学時代の友人だった。湯川は当初傍観を通していたが、やがて石神が犯行に絡んでいることを知り、独自に解明に乗り出していく。
基本的なストーリーは原作に沿ったものとなっているが、所々で独自要素が組み込まれている。また、ドラマの劇場版という位置づけながらもドラマからのオリジナルキャラクターの出番が少なく、石神と花岡が話の軸となっている。湯川が数式を書いて推理を整理するシーンがないといったドラマのパターンを踏襲しない展開を見せている。また原作との相違点として湯川と石神が雪山に登るというものがあり、足を滑らせた湯川が窮地に陥るという演出がされている。
2013年6月公開『真夏の方程式』

夏休みのある日から両親の都合で一人、親戚が経営する旅館で過ごすことになった小学4年生の少年恭平は、玻璃ヶ浦へ向かう電車の中で湯川に出会う。湯川は海底鉱物資源開発の説明会にアドバイザーとして出席するために玻璃ヶ浦へ行くことになっており、湯川のある種の気まぐれから恭平の親戚の旅館に宿泊することにする。そんな中、同じ旅館に泊まっていた客の塚原正次がその夜中に姿を消し、翌朝海辺で変死体となって発見される。県警は現場検証を行い、堤防から誤って転落した事故死の線が濃厚であると判断していた。
同じころ、草薙は多々良管理官から直々に特命の捜査を依頼される。玻璃ヶ浦の事件の被害者の塚原は元警視庁捜査一課所属の刑事で、その死に疑問を抱く多々良は、同じ旅館に湯川が泊まっていることを知り、草薙を連絡係にして独自の捜査を命じたのだった。草薙は内海とともに、湯川とコンタクトを取りながら捜査を行う。捜査を進めるうち、塚原は殺害された後に、海岸に遺棄された可能性が高くなってゆく。
はたして塚原は、何のために玻璃ヶ浦に来たのか。事件に遭遇した湯川は「ある人物の人生が捻じ曲げられる」ことを防ぐために、真相に挑んでいく。鍵を握るのは、16年前に塚原が担当した元ホステス殺人事件。そして、その裏には緑岩荘を営む川畑家が隠していたある重大な秘密があった。
今回は、人気作品のガリレオシリーズの映画第3弾となる『沈黙のパレード』についてまとめてみました。シリーズとしては、約9年振りとなる新作。
主題歌もKOH+で、楽しみな作品です。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。