2018年2月の年金が過少支給となった問題で、

日本年金機構が個人情報の入力を委託した都内の情報処理会社「SAY企画」が、契約に反して中国の業者に作業を再委託していたことが明らかになりました。

中国の業者へ委託されたのは500万人分の個人情報ということで、大きな問題となっています。

今回は、日本年金機構とSAY企画の関係、業務委託した理由や、SAY企画への怪しい噂について調べてみました。

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500万人の年金情報が中国業者へ流出

日本年金機構から年金情報のデータ入力業務を委託された東京の会社「SAY企画」が、

契約に違反しておよそ500万人にも及ぶ個人情報を中国の業者に渡し、

入力業務を再委託していたことが厚生労働省などへの取材で明らかになりました。

日本年金機構は、2017年8月、東京・豊島区にある情報処理会社「SAY企画」に、

およそ500万人分のマイナンバーや配偶者の年間所得額などの個人情報の入力業務を委託していました。

これらの個人情報は、公的年金の受給者が所得税の控除を受けるために日本年金機構に提出したものです。

年金機構とSAY企画が交わした契約では、個人情報を保護するために、別の業者への再委託を禁止していました。

厚生労働省によりますと、今のところ中国の業者から個人情報が外部に流出した事実は確認されていないそうです。

中国業者に委託した時に、渡したデータは名前とフリガナのみだそうで、マイナンバーなどは含まれていないとのこと。

また、入力ミスなども数多く確認されており、影響として少なくとも6万7000人の受給者が所得税控除が受けられず、

本来よりも少ない年金しか受け取れない事態となっており、深刻な事態となっています。

現在は、日本年金機構が、SAY企画が中国の業者へ再委託した詳しいいきさつを調べています。

個人情報の取り扱いが厳しくなっているこのご時世に、委託業者のせいとはいえ、

日本年金機構がこんなずさんな管理をしていたことに本当に信じられないですね。

中国業者からいつ情報が漏れるのかも分かりませんし、年金受給者の方は怖い思いをされていると思います。

そもそも日本年金機構が民間企業であるSAY企画に業務委託した経緯も気になるところです。

SAY企画ってどんな会社?

日本年金機構が業務委託したSAY企画について調べてみました。

SAY企画はどんな会社なのでしょうか?

現在会社のホームページは「メンテナンス中」とされており、見ることのできない状態となっています。

分かっている情報だけ紹介させていただきます。

SAY企画は、平成15年設立の会社で従業員数はおよそ80名ほどです。

主な会社情報は以下のとおりです。

・本社所在地:東京都豊島区東池袋1-48-10 25山京ビル1011号

電話番号:03-3988-1734/FAX:03-3988-1735

・事業所:埼玉県さいたま市大宮区三橋1-326-1

電話番号:048-778-8031/FAX:048-778-8032

・戸田サテライトオフィス:埼玉県戸田市大字上戸田20-1東洋コントロールビル2階

電話番号:048-229-6090/FAX:048-229-6091

民間のIT企業ではありますが、宮内庁関連の業務が9割との報道もあります。

一部情報では、日本年金機構の他には国税庁、厚生労働省、農林水産省、公正取引委員会などが業務委託しているんだとか。

従業員数80名と小規模な企業でありながら、なぜ宮内庁御用達なのかが気になりますね〜

宮内庁とSAY企画の間にただならぬ関係があるのではないかと勘ぐってしまいます。

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日本年金機構がSAY企画に業務委託した理由は?

日本年金機構がSAY企画に業務委託をした理由を調べてみました。

民間のそこまで大きくない企業に業務委託した理由は何だったのでしょうか?

年金機構の水島藤一郎理事長は会見にて、

「SAY企画をそもそも委託した理由、従業員数などを見て500万件の情報を入力できる能力があるということを考えられていたのか」

という質問に対して、驚きの回答をしました。

「一般競争入札で価格だけの入札で、最も低い入札業者であったから」

委託業者について従業員数や会社の規模など何も調べていないということです。

国民の個人情報をこんな簡単な方法で決めてしまっていたとは‥開いた口が塞がらないですね。

SAY企画の再委託ばかりが取り上げられていますが、

そもそも日本年金機構が、いい加減な企業に業務委託したことが問題です。

日本年金機構だけではなく宮内庁の多くがSAY企画へ業務委託しているということは、今後更なる問題が出てきそうですね〜

これまで以上に、委託業者の調査を徹底していただきたいものです。

SAY企画が中国業者に再委託した理由は?

日本年金機構がSAY企画に業務委託した理由が、

「一般入札で1番安かったから」

ということが分かりました。予定額の半値での入札だったようです。

では続いて、SAY企画は中国の業者に再委託した理由を調べてみました。

中国の業者について、会社名などは明らかになっていませんが、

SAY企画の切田清一社長は会見で再委託した経緯や理由を語っています。

「入力量が多く、関連会社という甘い認識で作業を分担した。契約違反だとは思わなかった」

「(中国の業者は)自分が役員を務める中国・大連にある会社」

「中国の業者はグループ会社という認識で、再委託に当たらないと思った」

「発注した作業は氏名の読みと漢字をデータから抜き出すだけで、個人情報を扱っているという認識がなかった」

この会見を見た人は誰もが「甘すぎる」と感じたことでしょう。

社長だけでなく、社内で再委託に関わった社員も全員疑問を持たなかったのでしょうか‥

個人情報の取り扱いは年々厳格化している中で、未だにこんな認識の企業があったことに驚きです。

また、SAY企画が作業した業務についても、かなりずさんであることも分かっており、

年金情報528万人中、データの未入力8.4万人、入力ミス31.8万人と信じられない数字になっています。

これだけミスが多いということは、チェック体制などが何も機能していないことが分かります。

しかしながら今まで年金機構は、SAY企画へ33回もの業務委託を行なっています。

今後は信頼できる管理体制がしっかりしている業者を選んでほしいですね。

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日本年金機構とSAY企画の関係は?

日本年金機構が業務委託していたSAY企画のずさんな管理体制が明らかになっています。

これだけひどい実態があるのに今まで33回もの業務委託を行なっていたということで、

日本年金機構とSAY企画の間に、何か特別な関係があったのではないかと言われています。

一般入札で決めたとはいえ、怪しさを感じてしまいますよね〜

疑問に思うといった声が多かったのが、以下の三つです。

・小規模な民間企業なのに宮内庁の業務委託を多く受けていること

・切田社長と宮内庁の関係

・安すぎる入札額(元から中国に委託するつもりだった?)

切田社長が、宮内庁、そして中国と深い関係があったのではないかと思ってしまいます。

まだ情報も少なく、日本年金機構とSAY企画の間に何があったのかは分かりませんが、

これから怪しい情報が出てくるかもしれませんね。

天下り先の疑惑も!怪しい?

日本年金機構が業務委託をしたSAY企画が怪しいと話題になっています。

入力ミスや未入力も多く、明らかに処理能力がない会社であるにも関わらず

宮内庁の業務を多く請け負っていることに疑問の声が上がっています。

また、SAY企画と宮内庁との関係についても怪しい噂が出てきているようです。

・SAY企画とやらが厚生労働省の天下り先じゃないかと胡散臭く思ってしまう

・SAY企画って年金機構の天下り先?

・早い話が、官僚の天下り先が年金機構で、そこから更に天下り先がこの会社なのでは

・まず考えられるのが天下り会社ということ

だいぶ黒い噂ですね〜w

真相は闇の中ですが、ここまで怪しいと疑いたくなってしまいます。

say企画,写真

まとめ

日本年金機構が業務委託した会社が中国の業者に年金情報を再委託していた問題について、

委託会社のSAY企画に委託した理由、さらに中国の業者に再委託した理由などを紹介させていただきました。

世間では「SAY企画が天下り先なのではないか」という噂まで上がっていました。

真相は不明ですが、宮内庁とSAY企画には怪しい関係がありそうですね。

いずれにしても、年金情報が中国で悪用されないことを祈るばかりです。

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