人気俳優、小栗旬さんの父親は舞台監督の小栗哲家さんです。
あまりメディアで多くが語られることはありませんが、過去には親子共演をされたこともあります。
そこで今回は、小栗旬さんの父親・小栗哲家さんに関する情報をお届けしていきたいと思います!
小栗旬の父親はどんな人?
小栗旬の父親・小栗哲家のプロフィール
小栗旬さんの父親・小栗哲家さんのプロフィールや顔画像は以下の通りです。

- 名前(本名):小栗哲家(おぐり・てつや)
- 生年月日:1949年?年?日
- 年齢:72歳(2021年現在)
- 出身地:愛知県半田市
- 職業:舞台監督
- 活動期間:1972年〜
- 肩書き:日本舞台監督協会理事、株式会社アートクリエイション代表取締役、東京芸術大学大学院音楽研究科応用音楽学非常勤講師、兵庫県立芸術文化センター企画制作アドバイザー
業界では有名な、舞台監督の小栗哲家さん。
小栗旬さんによると、小栗哲家さんは1年間に10日も休まないほどのワーカホリック。
昔からほとんど家におらず、海外へ行くことも多いため「俺の2倍は忙しい人」と語っています。
ですが、仕事の愚痴はあまり聞いたことがないとのことで、小栗旬さんにとって尊敬できる良いライバルでもあるそうです。
小栗旬の父親・小栗哲家の職業は舞台監督!
小栗旬さんの父親の小栗哲家さんの職業は、舞台監督です。
ここでは、小栗哲家さんの経歴や小栗旬さんとの共演作を紹介させていただきます。
小栗哲家の舞台監督になるまでの経歴
小栗哲家さんは、若い頃は舞台監督になる予定はなかったそうです。

大学卒業後はアパレルショップへ就職する予定となっていましたが、1970年代の学生運動の影響から内定を取り消されてしまったそうです。
その後知人の紹介で名古屋の照明会社に就職しましたが、会社の方針が自分と合わずに2年ほどで退職。
その頃に、知人の紹介で名古屋市民会館で行われたオペラの公演のお手伝いをすることとなりました。
この公演後に本格的な誘いを受けて、東京でオペラの仕事をすることに決めたんだとか。
ちなみに、のちの奥様である昇子さんとはこの時すでに交際をスタートさせていて、東京にいる昇子さんと遠距離恋愛中でした。

東京で働くことにも興味があっただけでなく、昇子さんの近くに行けるということもあり、哲家さんは迷いなく上京を決めたそうです。
小栗哲家の舞台監督になるまでの経歴
1972年から舞台監督助手として活動を始めた小栗哲家さん。
上京後はお金がなかったため、学生時代の友人の家に居候させてもらったり、測量のアルバイトをするなどしてその場を凌いでいたそうです。
その後、1976年(当時27歳)にオペラ監督の栗山昌良さんから舞台監督のオファーをもらい、関西二期会「アルバート・ヘリング」で初めて舞台監督を務めました。

その後、1978年には海外のオペラに関わるチャンスを掴みました。
ロンドンで上演された「ロイヤル・オペラ・ハウス」を引越し公演(海外の公演を日本に持ち込むこと)の舞台監督に抜擢されたのです。
その後は、二期会オペラ「フィガロの結婚」をはじめ、ウィーン国立歌劇場、ミュンヘン・バイエルン国立歌劇場、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場などの引越し公演を手がけました。

この他には、日本を代表する指揮者である小澤征爾さんや佐渡裕さんの舞台にも携わった経験があります。
自ら舞台監督集団、株式会社クリエイションを主宰する傍ら、プロダクション・スーパーバイザーとしても活動し、株式会社アートクリエイションを設立しました。
小栗了さんは現在、株式会社アートクリエイションの社長を務めています。
小栗家の長男である小栗了さんには、ご自身の仕事を継承されようと考えているのでしょう。

最近では、2017年第27新日鉄住金音楽賞「特別賞」を受賞しています。
現在は、東京芸術大学大学院音楽研究科応用音楽学非常勤講師、兵庫県立芸術文化センター企画制作アドバイザーとして活躍中です。
小栗旬と父親・小栗哲家の共演作品
小栗旬さんと小栗哲家さん、また兄の小栗了さんは、過去に共演した経験があります。
小栗哲家さんは、「サントリー1万人の第九」第2代指揮者に招聘された佐渡裕さんの依頼で、1999年から同作の音楽監督を担当しています。

長男の了さんもスタッフとして公演に携わっていました。
そして、2017年12月3日に大阪城ホールで行われた第35回公演で、二男である小栗旬さんを『歓喜に寄せて』の朗読ゲストに迎え、親子共演が実現しました。

コンサートの後、小栗旬さんは「シビれました!」と一言、そして父親の偉大さを改めて感じたと話していました。
この朗読ゲストとは、コンサートで「第九」を演奏する前に、原詩の「歓喜に寄せて」(シラー)を俳優1名が朗読するものです。
朗読は2013年に始まり、仲間由紀恵さん、井川遥さん、栗山千明さん、佐々木蔵之介さんといった面々がこの大役を担ってきました。
2017年公演に小栗旬さんが抜擢されたことがきっかけか、2019年公演では「スプーンに映った小栗旬」と自称している霜降り明星の粗品さんが抜擢されました。

小栗旬の父親・小栗哲家の手がけた作品
小栗哲家さんがこれまで手がけた作品は以下の通りです。
- 夕鶴
- カルメン
- フィガロの結婚
- セヴィリアの理髪師
- コジ・ファン・トゥッテ
- タンホイザー
- ローエングリン
- パルシファル
- トスカ
- 蝶々夫人
- 椿姫
- ドン・カルロ
- 美しい水車小屋の娘
- 群盗
- こうもり
- アラベッラ
など
業界では大御所と言える存在ですね。