女優の朝丘雪路さんが4月27日に息を引き取っていたことが分かりました。
昭和を代表する方がまた一人旅立ちました。
朝丘雪路さんといえば、夫の津川雅彦さんとおしどり夫婦として有名でした。
今回は、あまり知られていない朝丘雪路さんの娘・真由子さんについて紹介させていただきます。
朝丘雪路の娘・真由子のプロフィール
朝丘雪路さんの娘・真由子さんについて紹介させていただきます。
本名:加藤真由子(かとう・まゆこ)
生年月日 1974年3月18日
出身地:東京都
血液型:O型
所属事務所:グランパパプロダクション

まずは真由子さんの著名な親族を紹介します。
父親や津川雅彦さん、母親は朝丘雪路さん。
曽祖父は、牧野省三さんと加藤伝九郎さん(狂言作者)。
祖父は沢村国太郎さん(俳優)と伊東深水さん(日本画家)。
祖母はマキノ智子さん(女優)。
伯父は俳優の長門裕之さん、伯母は女優の南田洋子さん。
まさに、華麗なる一族ですね!
真由子さんの交友関係ですが、親友は女優の後藤久美子さんで、後藤さんが暮らしているジュネーブへ遊びに行くこともよくあるそうです。
のちに紹介しますが、生後5ヶ月の頃に誘拐されたことがあります。
2000年頃から女優としての活動を始め、数多くのテレビや映画に出演されました。
母親の朝丘雪路さんがアルツハイマーにかかってからは、真由子さんが同居してつきっきりで介護している状態だったそうです。
結婚出来ない理由とは?
朝丘雪路さんの娘・真由子さんの現在を調べてみました。
気になるのはプライベートの結婚、そして現在の仕事・女優としての活動ですね。
まずプライベートですが、結婚はしていないようでした。
その理由には父親の津川雅彦さんの存在が大きいようです。
真由子さんは小さい頃から異常なほどの「パパっ子」です。そのため津川さんとの番組共演も多いです。
なんと現在でも父親と一緒にお風呂に入ることがあるそう。
津川さんは、真由子さんに彼氏ができたら「(娘の彼氏という立場の男を)好きになれるはずがない!」と発言しています。
なんと、真由子さんの恋人という存在を断固拒否し続けているのです。
真由子さんが40歳を過ぎても結婚出来ていないのは、津川さんの溺愛っぷりが理由のようです。
現在の活動は?
朝丘雪路さんの娘・真由子さんの現在の活動を調べてみました!
プライベートではまだ結婚していないようです。
仕事についてはどうでしょう。
現在、真由子さんは女優としての主だった活動はありません。
一時サラエンタテインメントに所属していましたが、
その後父親の津川さんが社長をつとめ、母親の朝丘雪路さんも所属していたグランパパプロダクションに移籍しています。
女優としての最後の作品は2015年、NHKのBSドラマ「子連れ信兵衛」でした。
ちょうどこの頃、母親の朝丘雪路さんが芸能活動を休止しています。
2014年4月、朝丘雪路さんは、真由子さんが初めてプロデュースした時代劇ミュージカル「花や…蝶や…」に、
津川さんとともに出演したのを最後に芸能活動を休止して、自宅で療養していました。
朝丘雪路さんといえば、超がつくお嬢様で家事や身の回りのことは全てお手伝いさんが行っていることは有名。
もしかしたら、娘の真由子さんはそんな母親の面倒を見るために自身の芸能活動も休止したのかもしれません。
朝丘雪路さんは芸能活動を休止した頃から認知症を発症していたようなので、
真由子さんはずっと付きっきりで介護に当たっていたのでしょう。
そして4月に朝丘雪路さんが旅立ちました。
もしかしたら今後、真由子さんは女優としての活動を復帰されるかもしれませんね。
過去の誘拐事件真相!
朝丘雪路さんの娘・真由子さんは生後5ヶ月の頃に誘拐されたことがあります。
ここでは、「津川雅彦長女誘拐事件(つがわまさひこちょうじょゆうかいじけん)」と当時大きく報道された
誘拐事件の全容・真相について紹介させていただきます。
1974年8月15日午前3時、東京都世田谷区の津川雅彦さん宅の2階で寝ていた長女・真由子さんが誘拐されました。
この時自宅にはお手伝いさんがいたのですが、真由子さんを抱きかかえて誘拐していく男の後ろ姿を津川さんだと勘違い。
気付いた時には真由子さんは連れ去られてしまっていたのです。
犯人は、身代金500万円を第一勧業銀行(現:みずほ銀行)の偽名口座に振り込むことを要求しました。
津川さんは娘のため、警察の指示に従って当日に150万円を指定の口座に振り込みます。
当初、銀行では取引に使われたATMを特定するシステムはなかったため、警察は捜査員を使って気の遠くなるような作戦を取りました。
それは、指定された第一勧業銀行の全店舗に人員を配置し、お金を引き出す容疑者を特定すべく、
取引発生の度に捜査員がATM周辺の顧客を包囲するといったものでした。
しかしながら、この方法では容疑者特定にはつながりませんでした。
この間、第一勧銀事務センターが、取引したATMが特定できるように情報を更新することが出来ました。
この結果、事件発生の翌日8月16日正午、第一勧業銀行の東京駅南口出張所ATMから2000円、続いて29万円を引き出された履歴が判明。
張り込みの捜査員が直ちに該当する23歳の男性の身柄を確保し、16日午後5時に逮捕。
人質の真由子さんは、16日同日午後7時15分に犯人の家である千葉県我孫子市のアパートにいたところを41時間ぶりに無事保護されました。
その後の取調べから、犯人の男性は当初佐川満男さん・伊東ゆかりさん夫妻の長女を誘拐する予定でしたが、
住所が分からなかった、ターゲットを変更していたことが分かっています。
さらに、津川さんの家庭状況や自宅の住所・間取りなどの知識は週刊誌等で得ていたことが判明し、
行き過ぎた週刊誌の報道の危険性を指摘する声も高まりました。
この誘拐事件は、誘拐されたのが有名人の子供だったことだけでなく、
当時普及したばかりのATMを身代金の受け渡しに使用した初めての犯罪ということで大きな注目を集めました。
マスコミにも大きく取り上げられ、「東京新聞」ではこの誘拐事件が津川さんのせいだと報じました。
「子供が産まれた事を、自分の宣伝に使ったのが悪い」という主張でまるで売名行為のせいだといった内容でした。
行き過ぎた報道でしたが「東京新聞」は一切謝罪をしなかったことから津川さんはマスコミへの不信感を抱くようになりました。
元はといえば、マスコミが津川さんの自宅や間取りを載せたことが原因ですよね。
有名人のプライバシーを掲載することの怖さが浮き彫りになった事件でした。
真由子さんが無事で戻ってきたことが何よりの救いですね。
もしかしたら津川さんの真由子さんの溺愛っぷりはこういった誘拐事件からくるものだったのかもしれません。

まとめ
朝丘雪路さんの娘・真由子さんについて紹介させていただきました。
結婚はまだしておらず、現在は女優としての活動もしていないようでした。
母親である朝丘雪路さんを介護するための判断だったようですので、
これからは女優としての仕事も復帰されるかもしれませんね。