9月23日、北海道のオホーツク海側にある斜里町の山の中、珍しい全身が真っ黒なキタキツネが撮影されました。

体毛は「きつね色」といわれるオレンジ色とはかけ離れた真っ黒で、頭から尻尾、足先まで全身を覆っています。

今回は、世にも珍しい黒いキタキツネについて調べてみました。

スポンサードリンク

北海道で黒いキタキツネを発見!

斜里町の町立知床博物館が、動物の観察用として山の中に設置したカメラの前に黒いキタキツネは現れました。

9月23日の15時頃に、体長1メートルほどの真っ黒な体毛のキタキツネが映っていました。

部分的に黒い体毛を持つ個体はいますが、全身が真っ黒な個体は非常に珍しいそうです。

知床博物館の学芸員の方は「最初は黒い犬かと思ったが、しっぽがフサフサで顔も細かったのでキタキツネだと分かった。」と語りました。

続いて「10年間勤務していますが全身が黒いキタキツネは初めて見ました。」と驚きの様子でした。

昔はカラスや黒猫など、黒い動物は不吉だと言われていましたがネットでは「珍しいものが見れてラッキー」という意見が多いです。

北海道では5月に、帯広空港周辺でも黒いキツネが目撃されているそうです。

人になれているキツネも多いようで、生活圏内にも近づいてくる事もあるようです。

野生のキツネはエキノコックスという寄生虫を持っていて人間に感染する事もありますので、注意が必要です。

もしキタキツネを見つけても珍しいからといって安易に近づいたりしないように気をつけましょう。

黒いキタキツネはメラニズムか?

黒いキタキツネと聞いて私が一番に思い浮かんだのは「メラニズム」ではないか?という事です。

メラニズムとは、先天的に皮膚や体毛のメラニン色素が過度に増加をして、黒くなる現象の事です。

逆の現象でアルビノという言葉がありますが、こちらの方が聞いた事がある人は多いと思います。

アルビノは以前報道された白いキリンなどが上げられます。人間にも同じ現象があり、アルビノの方は透き通るような白い肌を持っています。

黒人と呼ばれる肌の方が多く存在するアフリカではその存在が異質として、非人道的な扱いを受けています。

アフリカでは呪術が信仰されていることもあり、アルビノの人々を道具として傷つけている現実があります。

少し話しは反れましたが、メラニン色素が過度に多いか少ないか、というだけです。

メラニズムは人間での例はアルビノよりは少ないですが存在はあるようで、動物でも存在の確認はされています。

今回の黒いキタキツネがメラニズムなのかどうかというのは、判断が難しいです。

黒い=メラニズム、白い=アルビノではないからです。

例えば、白変種という言葉がありますが、はアルビノと違い正常な遺伝子の作用によって体毛や皮膚のみが白くなる個体です。

アルビノの個体は体中に色素が全く存在しないので、毛細血管が透けて瞳が赤く見える事もありますが、白変種は部分的であったり瞳の色は黒だったりします。

なかなか判断は難しいですが、亜種として黒い品種が産まれたと考えられ、メラニズムである可能性は低いのではないかと思います。

スポンサードリンク

突然変異のギンギツネか?

黒いキタキツネは、突然変異により産まれたものではないかといわれています。

今回黒いキタキツネの撮影をした知床博物館の学芸員の方によりますと北海道では、大正から昭和にかけて、毛皮をとるために、黒いキタキツネがカナダから輸入されていたそうです。

その時の「黒い」というのがどの程度なのかは分かりませんが、その後野生化したキツネの遺伝子が突然変異で現れたのではないかと考えられるそうです。

キタキツネの亜種には、体毛のほとんどが黒いギンギツネという品種がいます。

ギンと名前についている通り、模様は黒を基調にして顔の周りや体は白毛が混ざった銀髪です。

遠目から見れば真っ黒に見えますし、突然変異で真っ黒になったのかもしれません。

撮影されている映像を見る限りは足の先まで真っ黒なので、突然変異で産まれている可能性が高いです。

キタキツネ,写真

まとめ

北海道の知床で、珍しい黒いキタキツネが発見されました。

アイヌでは、黒いキタキツネは「クンネチロンノップカムイ」と呼ばれ天災の前触れなんていう不吉な言い伝えもありますが‥真っ黒な動物は神秘的にも見えます。

突然変異である可能性が高いようですね^^自然には不思議な現象が起こるんですね~

スポンサードリンク