2018年もフジテレビの27時間テレビのシーズンがやってきました。
昨年からお笑い中心ではなく「日本の歴史」にスポットを当てた番組内容に路線変更した27時間テレビ。
司会は今年もビートたけしさんと村上信五さんが担当します。
その中で、番組が「生放送」ではなく「録画放送」に変わったことが話題になっているようです。
今回は、27時間テレビが”生じゃない理由”について調べてみました。
27時間テレビが生放送じゃないのはなぜ?
フジテレビの「27時間テレビ」が今年も放送されます。
昨年から引き続き、総合司会にはビートたけしさん、キャプテンには関ジャニ∞の村上信五さんが就任。
今年のテーマは「にほん人は何を食べてきたのか?」です。
昨年から、30年続いていた”お笑い生放送”のスタイルから「にほんのれきし」をテーマとした番組内容に大きく舵を切ったフジテレビ。
そんな中、昨年から話題になっているのが番組の放送方法です。
これまでの27時間テレビといったら、生放送でハプニング満載のお笑い番組でした。
しかし、2017年からは録画放送が中心となり、生放送部分はほぼなくなってしまいました。
これには、視聴者からも疑問を持つ声が多く上がっています。
27時間テレビ 今年は生放送を期待したのに🙍
以前までは、(からなず寝ずに観てやる)って思ってたりして楽しみにしてたのに、今起こってる面白いことを観ているって言う一体感が好きだったのにな~
残念— りん (@TR6Xtx3LZRK9hbz) 2018年9月2日
今年の27時間テレビも生放送じゃないのかな?
個人的には、27時間テレビは生放送だからこそハラハラして好きなんだけどなぁ~
— シン (@sin_a8) 2018年9月1日
27時間TVつまんなそう。
全然ワクワクしない。
あの生放送のお祭り騒ぎはどこ行った?— まる (@tnmaru307) 2018年9月1日
27時間テレビの予告CMを見る度に落胆する。あぁ、今年も収録か…と。こういう番組って生でやるからこそ良いんじゃないの?何ほぼ収録って?しかも伝統行事の提供読みまで収録?やる方も観る方も緊張感ゼロ。何が一体そうさせたんだろ?#27時間テレビ
— ダータケ🎨 (@datake0419) 2018年9月1日
27時間テレビは9月で、しかも去年と同じ生じゃないしお祭り感じゃない。
夏の一つの楽しみだったのになぁ
フジテレビの冒険王とか夢大陸とかのイベントもないみたいだし— ファラミア’18🍉🌻🎐 (@Faramir7) 2018年7月24日
生放送じゃないということで、
「お祭り感がない」「ワクワクしない」「ハプニングがないとつまらない」
などと特別感がなくつまらないといった声が多く上がっています。
また、27時間ぶっ通し生放送ではない録画放送では「普段の放送と変わらない」と感じる方も多いようです。
確かに、お祭り感やハラハラするような特別感は薄れますね^^;
一方で、「生放送のグダグダ感は嫌いだったからちょうどいい」と感じる人も一定数いるようです。
恐らくフジテレビとしても、昨年の放送が好評だったから今年も同じ形式をとっているのでしょう。
しばらくは録画放送形式が続きそうですね。
今年の放送は9月8日(土)18:30〜9月9日(日)21:54です。
理由は関ジャニのコンサート日程?
27時間テレビが生放送じゃない理由な何なのでしょうか?
調べてみると、昨年から変わった司会に関係があるようです。
総合司会のビートたけしさんをサポートする「キャプテン」は関ジャニ∞の村上信五さん。
村上信五さんのスケジュールを調べてみると、27時間テレビの放送日はコンサートの真っ最中でした。
2017年の27時間テレビが放送されたのは9月9日〜9月10日。
この時は「関ジャニ’s エンターテイメント ジャム」の最終公演が福岡ヤフオクドームで行われていました。
そして2018年の放送は9月8日〜9月9日。
この日付は「関ジャニ’s エンターテイメント GR8EST(グレイテスト)」の東京ドーム公演と被っています。
どうやら、司会の村上信五さんがコンサート中のため録画放送になっているようですね。
関ジャニ∞は毎年夏にコンサートを開いているので、村上信五さんが司会でいる限りは27時間テレビが生放送になることはなさそうです。
過去の放送事故も影響か
27時間テレビが生放送じゃない理由が、司会の村上信五さんのスケジュールが関係していることが分かりました。
関ジャニ∞のコンサートと被っていたら、それは生放送なんて出来ませんよね…
番組の形式を変えてまで、村上信五さんを司会にぶち込んだジャニーズもさすがとしか言いようがありませんね。
さらに調べていくと、生放送ではなく録画放送になった背景には過去の「放送事故」も関係してそうです。
過去の27時間テレビといえば、生放送ならではのハプニングがつきものでした。
その中には視聴者からの苦情が殺到するような、「放送事故」と呼ばれたヤバイハプニングもたくさんあります。
過去の27時間テレビの放送事故は以下の通りです。
・とんねるずがゴルフでモニターを破壊(2001年)
・笑福亭鶴瓶さん泥酔し問題発言やパンツ一枚の姿が話題に(2002年)
・笑福亭鶴瓶さん局部丸出し?が一瞬映る(2003年)
・加藤浩次さんが佐野瑞樹アナのドイツでの買春行為を示唆発言(2004年)
・江原啓之さん霊視ヤラセ問題浮上(2007年)
・野久保直樹さん突然の休業宣言(2009年)
・バスケコントで岡村隆史さんへのイジメ風シーンが問題に(2011年)
・大島美幸さんポロリ?が一瞬映る(2013年)
・加藤浩次さんが渡辺麻友さんの頭を蹴って炎上(2013年)
けっこうありますね…^^;
近年は視聴者の目も厳しくなってきており、少し古いノリが多いフジテレビは視聴者離れが進んでいます。
そのため、フジテレビではこれ以上視聴者から嫌われないために放送事故やアクシデントも防ぎたいところ。
致命傷となる放送事故を防ぐために、録画放送になったのではないかと考えられます。
まとめ
フジテレビの27時間テレビが生放送じゃなくなった理由について調べてみました。
理由は、司会の村上信五さんのコンサート日程と被ってしまっていることのようです。
過去の放送事故からハプニングを防ぐために生放送を自制しているという見方もできます。
また、近年”働き方改革”が話題になり、芸能人の労働時間に対してもクレームが来るようになっているようなのでその辺りも考慮していると見られています。
生放送じゃない番組内容には今のところ批判的な声の方が多いですが、今後はこれが当たり前になっていくのかもしれませんね。