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2008年、秋葉原通り魔事件の犯人、死刑執行。日本の死刑とは?

2008年6月8日 秋葉原通り魔事件 加藤死刑囚 死刑執行

秋葉原通り魔事件2008年(平成20年)6月8日に東京都千代田区外神田(秋葉原)で発生した通り魔殺人事件7人が死亡し、10人が重軽傷を負った。

犯人の加藤智大は2022年(令和4年)7月26日に収監先の東京拘置所で死刑を執行された

どんな事件だったのか

2008年6月8日12時30分過ぎ、東京都千代田区外神田4丁目の神田明神通りと中央通りが交わる交差点で、元自動車工場派遣社員の加藤智大(かとう ともひろ)の運転する2トントラックが西側の神田明神下交差点方面から東に向かい、中央通りとの交差点に設置されていた赤信号を無視して突入、青信号を横断中の歩行者5人をはねた。

このトラックは、交差点を過ぎて対向車線で信号待ちをしていたタクシーと接触して停車。周囲にいた人々は最初は交通事故だと思ったが、トラックを運転していた加藤はそのまま車を降り、道路に倒れ込む被害者の救護に集まった通行人、警察官ら17人を所持していたダガーで立て続けに殺傷した。

ダガーとは、全長10~30センチ程度の諸刃の短剣。

さらに加藤は、奇声を上げながら周囲の通行人を次々に刺して逃走。事件発生後まもなくして近くの警視庁万世橋警察署秋葉原交番から駆け付けた警察官が加藤を追跡し距離を詰めたところ、防護服を斬りつけられるなど命の危険にさらされたものの、警棒で加藤の側頭部を殴りつけるなどして応戦。最後は拳銃の銃口を加藤に対して向け、武器を捨てるように警告し、応じなければ拳銃を発砲することを通告した。それに応じダガーを捨てた加藤を非番でたまたま居合わせた蔵前警察署の警察官らとともに取り押さえ、脇の路地で現行犯逮捕した

事件当日は日曜日で、中央通りは歩行者天国の区域となっており、買い物客や観光客でごった返している中での犯行だったため、事件直後に多くの人々が逃げ惑い、また負傷者が横たわる周囲が血の海になるなど事件現場はさながら戦場の様相を呈していた。まさに白昼の惨劇であった。後に、加藤は5本のナイフを所持していたことが分かった。

犯人 加藤智大死刑囚

名前:加藤智大(かとう ともひろ)

出身:青森県五所川原市

生年月日:1982年9月28日 (没2022年7月26日39歳)

死因:死刑

罪名:殺人罪・殺人未遂罪・公務執行妨害罪・銃刀法違反

刑罰:絞首刑

加藤によると、殺人を目的として事件を起こしたのではなく、ネットの掲示板荒らしに対する抗議の表明手段だったという。事件直前には中止を考えたものの既に掲示板で犯行予告を行っていたため、懲役刑よりは死刑になったほうがましだと考えて決行した。

 日本の死刑とは

日本では、死刑の執行方法として、絞首刑のみが定められている。明治時代に旧刑法を作る際に斬首刑も選択肢として検討されましたが、御雇外国人からあまりにも残虐だという批判の声が上がったこともあって、絞首刑だけが採用されたようです。

死刑の量刑の基準

1.犯罪の性質

2.犯行の動機

3.犯行態様、特に殺害方法の執拗性、残虐性

4.結果の重大性、特に殺害された被害者の数

5.遺族の被害感情

6.社会的影響

7.犯人の年齢

8.前科

9.犯行後の情状

※少年法により、18歳未満の年齢で犯罪行為を行った少年に対しては死刑に処することは出来ないため、死刑に替えて無期刑を科することになっている。

まとめ

今回は、秋葉原通り魔事件の犯人が死刑執行されたので事件を振り返ってまとめてみました。

日本では、死刑が一番重い刑ではありますが、犯人が死刑執行されたからといって、亡くなられた方が戻る訳もなく。なぜ殺されなければならなかったのか、、、、胸が痛い事件であることは間違いないですね。