日本のアニメ映画興行収入ランキングTOP５

【2022年版】アニメ映画

興行収入ランキングTOP5

前回はディズニー・アニメーションの興行収入ランキングをまとめてみましたが

今回は日本の興行収入ランキングをまとめていきます。

『興行収入』とは・・・観客が支払う映画館の入場料金のこと

『配給収入』とは・・・興行の中から宣伝費などの必要経費と劇場利益を差し引いたもの

第1位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』興行収入404.3億円

–あらすじ–

鬼殺隊の竈門炭治郎・我妻善逸・嘴平伊之助は無限列車に乗り込み、炎柱・煉獄杏寿郎と合流する。杏寿郎は社内に現れた鬼を次々に斬り捨て、炭治郎たちを驚嘆させる。しかし4人は下弦の壱・魘夢の血鬼術で眠らされ夢の中に閉じ込められる。

魘夢は人間の子供たちを鬼殺隊員の夢の中に侵入させ、精神の核を破壊させようとしていた。杏寿郎は精神の核を狙う少女を無意識のうちに取り押さえる。炭治郎は妹・禰豆子の助力で血鬼術を破り覚醒。汽車の屋根で魘夢と対峙して頸を切るが、魘夢は列車と一体化しており、肉塊となって列車を包む。覚醒した伊之助。杏寿郎や覚醒せず眠ったままの善逸が加勢する。炭治郎と伊之助は機関車の床下から魘夢の首の骨を発見。ヒノカミ神楽で骨を断ち魘夢を倒す。

横転した列車から脱出した炭治郎たちの前に、今度は上弦の参・猗窩座が出現。猗窩座は杏寿郎の強さを認め、「鬼にならないか」と誘う。拒絶した杏寿郎は猗窩座と一対一の死闘の末、左眼と内臓を潰された上に助骨を折られ、さらに鳩尾に猗窩座の拳を貫通させられるという致命傷を負う。猗窩座は朝日を避けるため、自ら腕をもぎ取って森の中に逃げ込む。炭治郎は日輪刀を投げつけ「逃げるな！卑怯者！」と泣き叫ぶ。死期を悟った杏寿郎は炭治郎を呼び寄せ、父と弟への遺言、鬼を連れた炭治郎を鬼殺隊として認めること、励ましの言葉を残して息絶える。壮絶な最後に炭治郎・善逸・伊之助は号泣する。

煉獄杏寿郎の死は鎹鴉によって直ちに他の柱や産屋敷耀哉に伝えられ、産屋敷は「私はもう長くは生きられない。近いうちに杏寿郎や皆のいる黄泉の国へいくだろう」とつぶやく。

第2位『千と千尋の神隠し』興行収入316.8億円

–あらすじ–

１０歳の少女・萩野千尋は、両親と共に引っ越し先のニュータウンへと車で向かう途中、父の思い付きから森の中の不思議なトンネルから通じる無人の町へ迷い込む。そこは神通の八百万の神々っが住んでおり、人間が足を踏み入れてはならない世界だった。町の怪しい雰囲気を怖がる千尋をよそに、探検気分の両親は食堂街の中で一軒だけ食べ物が並ぶ無人の飲食店を見つけ、店員が来たら代金を払えばいいと勝手に置いてあった食べ物を食べてしまう。両親の誘いを断り昼下がりの食堂街を一人で歩いていた千尋は、旅館のような大きな建物に辿り着き、橋の上から下の線路を走る電車を見ていた。背後からの気配に気づき振り返ると少年が立っており、少年に強い口調ですぐに戻れと言われたため、急速に日が暮れる中で両親を探すが、店では両親の服を着たブタが二匹いて、食べ物を食い散らかしていた。千尋の両親は、神々に出す食べ物に手を付けたため、罰としてブタにされてしまったのだ。夜になり千尋は来た道を戻ろうと食堂街の出口に来るが、昼は草原だった所が大河に変わっており、船から降りてくる怪物のような者達を目にしたことでこれは悪い夢だと思い込む。悪夢が消えることを願って自分が消滅しそうになるが、先ほどの少年・ハクに助けられる。

ハクは、八百万の神々が客として集う「油屋」というなの湯屋で働いていた。油屋の主人は、相手の名を奪って支配する恐ろしい魔女の湯婆婆で、仕事を持たない者は動物に変えられてしまうと千尋に伝える。千尋は、雇ってくれるよう湯婆婆に頼み込み、契約の際に名を奪われ「千」と新たに名付けられ、油屋で働くことになる。ハクは、本当の名前を忘れると元の世界に戻れなくなると忠告する。ハクもまた名を奪われ、自分が何者であったかを思い出せずにいた。しかし、彼はなぜか千尋の存在を知っており、自分の名前は忘れても千尋のことは覚えているのだという。一方、千尋にはハクの正体に心当たりがない。

ブタにされてしまった両親を助けるため湯屋で働き始めた千尋だったが、彼女は人間であるため湯屋の者達から嫌われる。湯屋にカオナシという化け物が来るが、客だと思い込んだ千尋に親切にされる。その直後、千尋は皆から、ひどい悪臭を放ちひどい汚れの客の相手まで押し付けられる。しかし彼女の実直な働きにより、客から大量の砂金が店にもたらされると、千尋は皆に一目置かれる存在となる。千尋はその客から不思議な団子を受け取る。

翌日の朝、カオナシは風呂に入りながら飲食をして、従業員に砂金をばらまく。竜の姿のハクは湯婆婆の言いつけにより、彼女と対立している双子の銭婆から、魔女の契約印を盗み飲み込む。しかし、強力な魔力を持つ銭婆は、ハクに契約印の守りまじないとヒトガタで重症を負わせる。だが、彼は傷ついたまま湯婆婆の部屋に向かう。傷ついたハクを見た千尋は、彼を助けようと後を追う。その時、ハクを傷つけた沢山のヒトガタの内の一つが、千尋の背中に張り付く。彼女は上に行く途中でカオナシと再会する。カオナシは砂金で千尋の気を引こうとするが、彼女は断り、行ってしまう。それを見て呆然とするカオナシに、兄役が説明すると誤解して怒り、兄役達を飲み込んでしまう。湯婆婆が部屋を出た後、千尋が部屋に入ると、ヒトガタから銭婆が現れ、湯婆婆の息子である坊をネズミに変える。隙を見てハクが尾でヒトガタを叩いて破くと、銭婆は消える。その後、千尋がハクに不思議な団子を半分に嚙みちぎり飲み込ませ、体内の契約印と虫を吐き出させると元の姿に戻るが、ハクは衰弱しており気絶してしまう。千尋はハクｗｐ助けたい一心で、釜爺から電車の切符を受け取り、なぜかついてきたネズミに変えられた坊と共に、危険など顧みずに銭婆の所へ謝りに行くことを決意する。

その頃、目を覚ましたハクは、坊が銭婆の元へ向かっている事を湯婆婆に伝える。ハクは、坊を連れ戻すことを条件に千尋と両親を開放することを迫り、帰る手段のなかった千尋を白竜のの姿で迎えに行く。ハクは銭婆から許しを得て、千尋と共に湯屋へ帰路につく。その途中で、千尋は自分が幼いころに落ちた川がハクの正体であることに気づく。ハクは、落とした片方の靴を拾おうとして、溺れそうになった千尋を浅瀬に運び、助けたのだった。千尋が川の名前を告げたことでハクは自分の名前を取り戻す。

翌朝の朝、臨時休業をしている湯屋に帰ったハク達。ハクは、千尋と両親を開放するよう湯婆婆に要求する。従業員達も今は千尋の味方であるためハクに賛同する。味方がいなくなり怒る湯婆婆は、湯屋の前に集めたブタの中から両親を言い当てろと千尋に難題を出す。千尋はブタ達を真剣に見つめるとこの中に両親はいないと正解を言い当てる。湯婆婆の目論見は外れ、契約書が消滅したことで千尋は晴れて自由の身となり、従業員達に祝福されながら湯屋を去る。

昼になり、異世界と人間界の境界のトンネルへの帰り道である食堂街の出口に辿り着くと、夜は大河に変わっていた所が草原に戻っていた。見送るために一緒にきたハクは千尋に、この先は一人で行くこと、この先の帰り道で振り返ってはいけないこと、湯婆婆の弟子を辞めて自分も元の世界へ戻るつもりであることを伝え、再開を約束して別れる。トンネルを出るまでは振り返ってはいけないというハクの言い付けを守り草原を歩き続けると、人間に戻った両親がトンネルの前で何事もなかったように待っていた。思わず振り返りそうになるが必死に我慢して振り返らず、トンネルを抜けて元の世界に戻った千尋が振り返ると、トンネルは最初に来た時とは違う姿に変わり、彼女は異世界のことを忘れる。しかし銭婆からもらった紫の髪留めはトンネルを抜けても残り、輝いていた。その後、再び車に乗って引っ越し先に向かうところで物語は幕を閉じる。

第3位『アナと雪の女王』興行収入254.7億円

–あらすじ–

幼いころは仲良しだった王女たち。しかし、触れたものを凍らせる力で妹アナを危険に晒してしまった姉のエルサは引きこもってしまう。

やがて両親がなくなり、王位を継ぐことになったエルサは載冠式の日にも力を抑えられず、王国に冬をもたらす。

いたたまれずに城を飛び出し、雪山で氷の城で自分に解き放つエルサ。

そんな姉の苦しみを知ったアナは、エルサと王国を危機から救うために後を追う。

第4位『君の名は。』興行収入250.3億円

–あらすじ–

千年ぶりとなる彗星の来訪を一ヵ月後に控えた日本。田舎町に暮らす女子高生・三葉は憂欝な毎日を過ごしていた。ある日、自分が男の子になる夢を見る。見覚えない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。都会での生活を満喫する三葉。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高生になっているのだ。繰り返される不思議な夢、明らかに抜け落ちている記憶と時間。二人はお互いが入れ替わっていることに気付く。何度も入れ替わることに戸惑いながらも、現実を少しづつ受け止める二人。残されたお互いのメモを通して、状況を乗り切っていく。しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心。辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた、、、。